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芳醇なアロマ、やわらかな酸味と甘味
少数民族がつくるシングルオリジンの逸品

アカの人々が暮らすメーチャンタイ村。かつて唯一の収入源となっていたケシ(アヘン)の違法栽培に代わり、山岳地帯の気候を活かしたコーヒー栽培が盛んに行われています。
彼らがつくるコーヒーは単一農園・単一品種で分けられた「シングルオリジン」の逸品。コーヒー豆の個性を楽しむことができ、生産者の顔が見える「トレーサビリティ」にも優れています。


Mae Chan tai コーヒー豆と
出会ってしまいました。

 

タイの山岳少数民族の自立支援をしておられる日本のNPO(アジア自立支援機構)があることを知りました。タイ北部のミャンマー国境にほど近いメーチャンタイ村は標高1500メートルの山頂にあり、中国の迫害を逃れた祖先を持つアカの人々40世帯が暮らしています。
長い間国境を超えて焼畑農業に従事してきた彼らは、国籍が与えられず、社会保障や公的教育も受けられないケースが多く、ケシ栽培や出稼ぎに出た若者の仕送りで細々と生計を立ててきました。そんな村でアラビカ種のコーヒー豆栽培や加工の支援を始めて5年。今ではタイ全土の品評会で3位に入る評価を得るまでになりました。
村には若者が戻り活気が戻ってきました。お年寄りから子どもまで、村総出でコーヒー栽培に取り組んでいます。援助に頼らず、持続可能な「自立」に向けて一歩一歩進んでいます。
村には今も電気は通っていません。村人が手摘みで収穫したメーチャンタイ・コーヒーは芳醇な香りの中に爽やかな酸味とやわらかな甘味があります。大好きなコーヒーに出合えたという思い。以来、私はこのコーヒーの虜(とりこ)です。

株式会社アイウェアメビウス
代表取締役社長


GAP certified(農業生産工程管理)

 

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に盛り込まれた、2030年までに、農業分野を含む持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標です。17のゴールと169のターゲットから構成されています。

 

また、GAPとはGood Agricultural Practices(農業生産工程管理)の略称で、農業生産において、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことで、「環境や労働者を守りつつ、安全な農産物を作るための取組」です。

 

国際水準GAPとSDGsはいずれも持続可能性を目指していている点等において非常に近い関係にあり、農業者が国際水準GAPに取り組むこと、また、国際水準GAPに取り組む農業者を応援することは、SDGsの達成に貢献することにつながるということができます。

 

タイのメーチャンタイコーヒー豆生産農家はGAPと認定されております。

 

― 出典:農林水産省 農業生産工程管理(GAP)に関する情報より